2021年06月30日

夏に威力を発揮する高断熱・高気密の家

こんにちは。東武ハウジングのクボです。

今日で6月も終わり。

まだまだ梅雨の合間ですが、本日夏日の仙台です。

最高気温25℃の予報。

夏日、私が子供のころは7月後半くらいからしかなかったと思うのですが、どんどん前倒しになって来ましたね。

日本の夏は暑くなりました。

冬はそれほどでもないけど、日本海側や東北・北海道は雪も降るのでその対策は必要。

日本の家に求められる性能も少しずつ変化しています。

日本は技術力の高い国ですから、家を作る材料も色々なメーカーで研究され、性能の高い良い物がたくさんあります。

3棟上から.jpg

現在の家は高気密・高断熱が基本仕様と言って良いでしょう。

木造の家は、柱や壁を現場加工することはほとんどなく、プレカット工場できっちり採寸された材料で造ります。

木材なので多少の膨張・収縮はありますが、当然乾燥した材料で狂いは少ないです。

ここに構造材(壁)、断熱材、窓などのサッシ、屋根・外壁を取り付けていきます。


高断熱の「断熱は」概ね断熱材に何を使っているかとサッシの種類によるところが大きいです。

最大限に高断熱にするには内断熱+外断熱にして間に空気層を作ってしっかり換気ルートを作ると完璧ですが、やりすぎるとそこにコストが大きくかかってしまいます。

住む地域にもよりますが、宮城は比較的雪も少なく夏も亜熱帯なほどではないので、オーバースペックになりすぎないようにも気を付けます。

弊社では断熱材を高性能グラスウールとアクアホームというウレタン吹付の2種類でご用意しています。

内断熱のみの仕様です。

アクアホームは現場で発砲させて(スプレーのようなもので)壁と天井の内側にピッタリつけていくので、高気密の家が簡単に作れます。

断熱ではなく?という感じですが、実は高性能グラスウールの方が断熱数値が高いので、低炭素住宅や長期優良住宅にはグラスウールを使用しています。

これに倣って、現在はグラスウール施工の割合が高いです。

サッシは樹脂サッシのLow-e複合ガラスですので、十分な高断熱です。


「機密」というのは家に隙間がなければ高くなりますので、作ろうと思えば「高気密」は意外と簡単に作れます。

機密テープなどで隙間を埋めてウレタンフォーム吹付で断熱すればかなりいい数値が出るでしょう。

ただ、本当に気を付けないといけないのは通気層の確保で、壁内や天井裏で見えない結露が起こらないような湿気を逃がす工夫が必要です。

換気扇の問題かと思われるかもしれませんが、換気は部屋の中の空気を入れ替えるものなので、壁の中などはまた別です。

日本は夏に非常に高湿になるので、見えない壁の中に湿気がこもることが危険です(カビが生えます)。

対策は一般的に通気層を設けて空気の通り道を確保しておくことで湿気を逃がせるようにしておくことや、「透湿防水シート」という水は防ぐけど湿気は通す便利なシートがあって、これで雨水は防ぎつつ壁内の湿気を逃がすのが一般的です。

透湿防水シート1.jpg
こういうシートを
透湿防水シート.jpg
ぐるっと全面に貼ります。


弊社ではどちらかというと高気密というよりは呼吸の出来る家という方に力を入れておりますが、それでも上記の理由から(寸法通りの材料ですので)それなりに高気密だろうと思います。

ごめんなさい。測定したことがないのですが、家に隙間って今どきそう簡単にできないものですよ?

そして、住んでみるとわかります。

高気密・高断熱の最大のメリット、それはエアコンの効きがいいです。

当然、LDKのエアコンは高性能エアコンにしています。

簡単に言うと少ない電力で大きな効力を発揮するタイプのエアコンです。

価格、高いです。20畳用で30万円超くらい!

でもランニングコストで考えるとやはりこれでしょう(電気代が安いです)。

弊社でご提案するときはこちらでお見積していますし、ご自分でご購入されるときや買い替えの際にもぜひです。

高気密・高断熱の家に必要な設備と言えるでしょう。


高気密・高断熱の家はやればやるだけ北極でも耐える家、出来るかもしれませんが、コストとのバランスが大事ですので弊社では「宮城県で快適に暮らせる高性能な家」でおススメしています。

この夏に完成した住宅の見学会がございますので、体感はぜひそちらでして頂ければと思います!

宮城野区岩切分譲宅地での第二弾見学会の予定です。(詳細はもう少しでHPに掲載しますね!)

高気密・高断熱の家のデメリットやこれにまつわる換気方法の選定など注意点もあるのですが、長くなるので続きはまた7月に(?たぶん)お送りしたいと思います。


それでは今日はこの辺で。


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2021年06月21日

宮城・仙台の地価公示変動~土地の買い時は今??~

こんにちは。東武ハウジングのクボです。

ウッドショックの影響がどんどん深刻になっているようです。

前回ブログ記事にした時からさらに仕入れ価格の上昇が続いています(T-T)。

まだ供給できているだけ感謝しなければいけない状況のようです。

ちょっと今辛抱の時ですね~。

『そらの家』プラン例の基本価格などは公表しておりましたが、一旦見直しが必要になってしまいました。

あんまり大事にならないうちに収束しますように・・・。すでに祈るような気持ちです。

静止画黒.png
『そらの家』は弊社の屋上付き注文住宅です。(最近、宣伝忘れてました;;)

そんな今日は、暗いことばかり言っていても仕方ない!

建築費の上昇は多少出てくるとして、土地はどうなの?に目を向けていきたいと思います。

コロナ禍でこれまで上昇を続けていた都市圏の商業地などが下落に転じたことはニュースなどで知っているかもしれません。

それでも宮城・仙台の商業圏は下がらず、全体的に地方都市は比較的堅調です。


土地はその時代の需要によって値動きのある商品です。

ある意味建築資材などよりもよっぽど相場が動きますし、購入するなら少しでも安く買いたいですよね?

そこで私が参考にしている面白いサイトがあるのでご紹介。

このサイトで1980年代からの地価公示変動が分かります。

サイトはこちら(リンクは2021年6月現在です)

https://tochidai.info/miyagi/sendai/


1980年代からの地価の値動きを見ると、いわゆるバブルが崩壊する1991年まで著しい上昇を見せた地価が、少しずつ下がっていき、東日本大震災のあった翌々年の2012年を底にしてまた上昇をしています。


仙台近郊では近年土地の需要に対して供給が追い付いていない状態が続いていました。 

売り手優勢の状況ですね。

私がこの仕事を始めたのは震災後なので、「土地がない」「あっても高い」という状況は大震災の影響が強いのだと感じています。

その一方で空き家問題や相続人不明不動産の問題は水面下で広がっていると感じます。

こちらはまた長くなるので過去記事をご参照ください。

仙台市の空き家問題とその状況

土地価格の上昇は2019年、2020年と少し高めに推移していて、今年は上げ幅が落ち着いています。

これから上がるのか下がるのかは株価みたいなもので非常に読みづらいのですが、高め安定を続ける気配かなと私は思っています。

仙台周辺は特にこれからの人口減の見込みはなく、下げ要素があまりないので、徐々に空き家等が出て需要と供給のバランスは取れつつも、値は下がらない。という見解です。


ただ実感としては、以前よりも取引される数が増えていると感じるので、この地価公示よりも安いイメージがあります。

相場は高くても商品が多ければ、お手頃な土地を見つけやすくなったと言えるのかもしれません。

今の時代はこういう情報が簡単に手に入るので、より有利に土地の購入をすることができるようになったと思います。

お手頃な土地の見分け方は、ぜひ我々のような宅建業者に聞いて頂ければと思います♪


土地の記事を書くときにいつも書いているのですが、土地は個別情報が強すぎて一般的な判断は難しいです。

個々の立地や価格、購入される方にとって都合がいいかどうかなど、本当にそれぞれの事情が反映されます。

良い土地を買うためにはたくさん見て、よく検討して、あとはタイミングよく♭だと思います。


土地の買い時は?といえば…仙台近郊に関しては上記の理由で買い時と言えるかな。

県内でも地方は値下がりを続けているので動向を見て購入しても良いのかな。です。

ほどほどに参考にして頂ければと思います(^-^)。

それでは、また。


思い出したので(笑)、そらの家動画のリンクを張っておきます↓



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2021年06月10日

ウッドショックへの対応について

こんにちは。東武ハウジングのクボです。

梅雨前のさわやかな、と言うには少し暑い日が続いています。

西日本は早い梅雨入りでしたが、東北の梅雨入りは来週になりそうですね。

例年並みといったところでしょうか。


さて今日は、建築業界では大きな話題になっているウッドショックについて弊社の対応等を記載しておきたいと思います。

木材の供給不足が現在深刻化しておりまして、建築業界全体では供給遅延や値上がりがすでに起きている状況です。

輸入木材の供給が滞る点については昨年末ごろから聞こえてはおりまして、その時にはまだここまで深刻化するとは考えていなかったのですが、現在実際に供給遅延や値上がりが起きるまでになってしまったというところです。


要因としては、アメリカや中国での住宅需要が高まり、より高値で販売できる中国・米市場への輸出対応が大きくなっていること。

コロナウイルス感染症の拡大により木材供給の対応が各国で遅れていること。

JIS基準などの輸入材基準の厳しい日本への木材出荷が後回しにされていること。

などがあるようです。


昨年はコロナウイルスの影響でキッチンやユニットバス、トイレなどの設備機器が不足していましたが、比較的短期間で回復しました。

今回も長期的にはならないのでは?と思いたいのですが、この半年で事態がどんどん悪化しており、日本全体でのことなので見通しも悪いです。

輸入材の高騰に引っ張られて、国産材や合板など木製品も軒並み値上がりしていく様相です。

262.JPG
東武ハウジングの注文住宅は木をたっぷり使った木造住宅です。(施工の様子)


弊社ではプレカットの対応を主にお願いしている業者様に年間の予定表を提出しており、幸いにも現状は木材の確保ができております。

今月から実際に仕入れで坪1万円程度の値上げとなっておりますが、すでに契約しているお客様の分については実質そのままの金額で対応したいと考えております。

ここは企業努力です(^⁻^)。

すでに詳細見積もりを出しているお客様に関しても極力頑張っていきたいとは思っています。

ただ、この状況が長く続けば、次第に値上げせざるを得ない状況です。

また業者様には当面の木材の確保をお願いはしていますが、万が一ということもありますので、工事の遅れや金額の追加の可能性も視野に請負契約の際にはその旨お客様にお願いして確認事項に一筆サインを頂いております。

少し不安な内容になってしまい申し訳なく思っておりますが、ご協力を頂きたくお願い致します。


とはいえ、私は知らなかったのですが、今回は第三次ウッドショックなのだそうです。

1990年代と2006年に一次、二次がありまして、その際には日本で国としての対応もあったそうですが、今回は最も状況が良くないようで国も介入しがたい状況になっているそうです。

これまでで最悪と聞くと不安でもありますが、私は「3回目なんだな。」とポジティブに受け取りました。

しかも前回からのスパンを考えると「たまにある。」くらいではないでしょうか。

コロナウイルスの影響で建築業界への影響も去年に引き続きですし、半導体など電気製品や自動車産業などへの影響も出ている昨今です。

これ以上深刻化しないことを願いつつ、状況を見て日々対応して参りますので、心配な点については都度ご確認頂き「楽しいおうちづくり」を継続して参りたいと思います。


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