2020年02月13日

防火地域と準防火地域で建築するときの注意点

こんにちは。東武ハウジングのクボです。

金曜日にかけて「春の陽気」になるとラジオで聞きました。

先週はぐっと冷え込んで、ついに冬らしくなったと思ったばかりなのに…。

暖かいのは嬉しいですが、温暖化が心配な今日この頃です。

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さて今日は前回に引き続き、防火地域について触れていきたいと思います。

前回は法22条地域、屋根不燃地域について扱いました。

22条区域は市街地では広く分布していて火災の延焼を防ぐために屋根を燃えない材料で覆うことが義務付けられていましたね。

今日はもっとレアな、かつ厳しい防火規定がされたエリアについてです。

それが防火地域と準防火地域。


駅前の商業地域や特に道幅の狭い場所にビルなどが密集しているようなエリア。

火災が起きると大勢の人が巻き込まれるようなエリアに防火地域が指定されています。

準防火地域はこれに準じたエリア。

仙台市では仙台駅周辺や地下鉄沿線の住宅地にもよく見られます。

法22条では屋根を不燃物にしましょうという簡単な内容でしたが、防火地域になると規定は当然厳しくなります。


建築物の大きさや階数で変わりますが、原則 建物は耐火建築物または準耐火建築物というものになります。

耐火建築物というのは構造体を不燃材にするか、火災で燃えたときに最後まで焼け落ちないという厳密な基準です。

構造だけでなく壁や天井・サッシ・内装材など、細かい材料の防火規定があります。

準耐火建築物は外壁開口部で延焼の恐れがある部分に防火設備を設けます。


準防火地域では少し緩和されますが、3階建て以上の建物では、耐火または準耐火建築物にしましょうというエリアです。

2階建てまでの場合は一定基準の防火措置があれば建てられます。

すでに難しくなってきたので、細かい法律の規定は置いておいて(^-^; 

準防火地域で戸建住宅を建てる場合どんなことが必要なのかを具体的に考えていきますね。


2階建てまでの木造住宅の場合は、屋根・外壁と軒裏、そして開口部に防火措置が必要になります。

開口部というのは窓や玄関などのことで防火仕様の窓を使うことになります。

屋根や外壁はそもそも燃えない材料のものが多いというのは、前回も触れたとおりですが、窓は通常の樹脂窓などではダメな場合が多いです。

防火地域に対応できる防火窓というのがありますが、特別仕様になるので通常のものより高額です♭

つまり準防火地域では建物を建てるのに、そうでない地域に比べてお金がかかるのです。


更に、建物を建てる際に「確認申請」という手続きを1棟1棟するのですが、この時に消防の確認が入ります。

通常は第三者機関か市役所などの役所で確認をして2週間程度かかるものですが、さらに消防の確認を取るため、申請手続きにも時間がかかります。

だいたい1週間くらいの追加です。

申請の手間、材料のグレードアップなどがあるので、同じ仕様の家を建てたくても防火エリアかどうかで費用が変わることは多々あります。

坪いくらで販売されている規格住宅などは、注意が必要ですね。


ただ、基準法以前の建物は多少ありますが、新しく建てる家は防火仕様に変わっている地域ですので、延焼のリスクが少ないということは確かですね。

また、火災保険には必ず入ると思うのですが、耐火建築物や防火建築物の火災保険は保険金額が安くなります。

新築のおうちは長期(10~15年)で十数万円と高額の保険料だったりするので、安くなると助かりますよね?

保険料の割安は省令準耐火でもよいので、わざわざ耐火建築物にする必要はないのですが、まあ準防地域ではもれなくついてくるという感じですかね(^-^;


また省令準耐火なんて単語を出してしまいましたが、これはまた耐火建築物とは異なります。

ツーバイフォーなどの枠組み工法とセットだったりするので、この件はまた今度…。


さて今日は、防火地域、準防火地域は火災の延焼防止を取り決められている地域だという事。

建物を建てる際は防火仕様にするため通常より少し、お金と期間がかかるという事。をお送りしました♪

具体的に詳しく知りたい方はぜひお問合せ下さいませ♪

それでは、また。


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posted by 東武ハウジング at 15:56| Comment(0) | 建築や間取りのお話 | 更新情報をチェックする
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